こんにちは、熱斗です!
今回は、今さら聞けない用語シリーズ!
印刷用語の【塗り足し】について
解説していきたいと思います。
目次
- 塗り足しとは?
- 塗り足しがないとどうなる?
- 塗り足しの作り方
塗り足しとは?
印刷データは、
印刷して断裁するときに起こるズレを見越して
実際に作るサイズより
「上下に3mmずつ」大きめに作らなければなりません。
つまり、
A4サイズ(297×210mm)の場合、
303×216mmで作らなければならないのです。
塗り足しとは、このはみ出させた部分のことをいいます。
塗り足しがないとどうなる?
塗り足しがなければ、
万が一断裁ズレが起こってしまった場合、
背景の紙の端に予期せぬ余白がでてしまう可能性があります。
塗り足しの作り方(イラストレーター)
塗り足しの作り方はとっても簡単です。
1.印刷データの断裁線を選択
2.オブジェクトメニュー → パス → パスのオフセット(3mm)
3.作ったサイズで写真や背景ベタ配置する
以上で完了です。
いかがでしたでしょうか。
この他にも、印刷データをつくる上では
いろいろな決まりがありますが、
塗り足しは基本中の基本。
そんなに難しい作業ではないので、
事故を防ぐためにも
必ずつけるようにしましょう。