中小企業家同友会会歴20周年お祝いのお花を頂きました

中小企業家同友会会歴20周年お祝いのお花を頂きました

これまでメルマガでも何回か話題に出てきている中小企業家同友会は、経営者同士で学び合う経営者のための会です。
その会に入会してから、会歴20周年というお祝いでお花をいただきました。
平成5年にサラリーマンを辞めて父の会社の跡継ぎをすることが決まってすぐに入会しました。
それから早28年経ちました。なのになぜ20周年のお祝い?
さて、その秘密は・・・。

その答えを言う前に経営を始めてからのエピソードを少しお伝えします。
父の会社に入社したころは経営の「け」の字も知らず、ただがむしゃらに父の仕事を手伝っていた状態でした。
毎日毎日朝早くから夜遅くまで。
でも、赤字なんです。なぜだかわかりませんでした。
父も私も社員も手抜きせず一生懸命働いていました。
それでも赤字なんです。何かおかしい・・・・。

そこで同友会で経営指針セミナーを受け、会社の利益がどのように出るのか?
経営はどう進めればいいのかを学びました。
座学だけではなく、先輩方の経験談もたくさん聞きました。
多くの方は苦労しながら乗り越えて、事業を成長させてきたことを知りました。

当時の父の会社は、ひ孫請けの仕事がほぼ100%で、価格はお客様が決めて、納期もお客様が決めるような感じでした。
そのような体制だけでは利益が出ないということがすこしずつ分かってきました。
何が足りないのだろう?と考え抜いていきついたところが「付加価値」をつける。
ということでした。

言われたことを言われたとおりに作ること、もちろんこれはこれで素晴らしい仕事です。
しかし、よりお客様に提案し、より高い価値を提供できるようにならないと利益が思うように出ないということになります。

当時父の会社は写真スタジオ+写真の焼き付け(引伸ばし)が主業務でした。
代理店さんやその下の全国大手写真ラボから受注し、とにかく急いで早く言われたものを作ることでした。
自社で作ったものが何にどう活用されているかを考える間もないくらいに。

でもきっとこの制作物はある人の思いを形にするために必要だったもののはずです。
その思いを形にする段階からお手伝いできるようになれば付加価値が上がると考えました。
そのためには企画やデザインができるようにならなければならないと、

そこでパートのデザイナーさんを採用するところから付加価値をつける一歩が始まったのです。
つまり、中小企業はより付加価値の高い仕事へのシフトを日々考える必要があると思います。
そんな学びができるのが中小企業家同友会です。
付加価値アップができずにお悩みの経営者の皆さんぜひ一度同友会に参加してみませんか?
きっと経営のヒントが見つかります。私も見つかりました。
ご興味のある方は会のイベントに参加しませんか?

◆福岡県中小企業家同友会博多支部6月例会(6/15(火)18:30~)
https://www.facebook.com/events/2556495141319167

◆福岡県中小企業家同友会博多支部取材「異業種ビジネス交流会」(7/9(金)19:00~)
https://www.facebook.com/events/1406949323015282

さて、話を戻しますが、28年いたのになぜ20年表彰かというと
実は、1999年に父親が亡くなり、父の会社は閉鎖することになりました。
一度会社がなくなったため入会資格がなくなり、同友会は退会となりました。
その後、2000年6月に今の会社を立ち上げ、2年後準備が整ったところで再入会しました。

会のルールにより退会して再入会の場合は、会歴はリセットされ、新たにスタートになるため、今年で20周年となったわけです。

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